2011年12月6日火曜日

11月26日熊本大学公開講座「教育デザイン・ワークショップ ーインストラクショナルデザイン(ID)入門編ー」を終えて

 みなさん、こんにちは。 この7月から熊本大学で生涯学習を企画運営している都竹茂樹(つづく・しげき)です。

 
 医師である私は、専門の予防医学、とくに健康教育をインストラクショナルデザイン(ID)の観点から学んでみたいと思い、2008年42歳のときに熊本大学大学院教授システム学に入学しました。そこで同級生としてともに学んだ(というより助けて貰った)のが、TDMコンサルティングの森田さん、片野さんでした。 
 
 その後、縁あって教員として熊本大学の生涯学習を担当することになりましたが、最初に思い浮かんだアイディアが「IDのワークショップを東京で開催し、より多くの方にIDを知ってもらう」ことでした。それも院生時代にご指導いただいた教授システム学専攻長の鈴木克明教授、根本淳子助教はもちろんのこと、卒業後バリバリ IDを実践している同級生たちと一緒にやってみたかったのです。 

 
 そして念願かなって、11月26日(土曜日)に東京田町で鈴木先生、根本先生、同窓生の森田さん、片野さんという豪華講師陣をお迎えし、熊本大学公開講座「教育デザイン・ワークショップ ーインストラクショナルデザイン(ID)入門編ー」を開催することができました。 東京開催で、どのくらいの人数が集まってくれるのか?どんな方が参加してくれるのか?全くの未知数でしたが、当日は41名の方たちに参加いただきました。顔ぶれも、看護師、保健師、薬剤師など医療関係者、教育関係者、IT関係者と多彩で、グループワークでも皆さん熱心にディスカッションされていました。

 
 アンケートでも、「様々な業界、職種の方と意見交換ができ刺激になった」、「仕事に活かせる内容だった」、「グループワークなどワークショップの進め方が非常に参考になった」など好意的なご意見をいただきました。  

 
 今回公開講座を開催してみて、IDのニーズの高さを認識しただけでなく、今後は公開講座運営担当者として、そして熊本大学大学院教授システム学修了生として、「IDの普及発展に貢献するぞ!!」と強く感じた1日でした。また会場で皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。

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